NTT労組新聞 東日本本部版
主張
2014年8月23日
戦後69年を迎えて━━公平で差別のない平和な社会の追求を

69回目の終戦の日を迎えた8月15日、日本武道館で開かれた全国戦没者追悼式には、全国の遺族約4600人が参列したが、遺族は高齢化し、参列者の減少が続いている。戦没者の「父母」は一人もおらず、「妻」は一九人のみ。「孫」「ひ孫」などの戦後生まれの割合は15.3%を占め、過去最高となっている。

戦争の悲惨な経験のもと、不幸な歴史は絶対に繰り返してはならない。私たちは、戦後のレジームからの脱却を掲げ、戦争ができる国に変えようとする現政権に強い警戒感を持ちつつ、戦争の史実を風化させないために、日本が歩んできた歴史に学び、日本の過ちや問題の本質は何であったのかをきちんと語り継いでいかなければならない。

来年、戦後70年の節目を迎えるが、東日本本部は「平和」の問題に真正面から向き合う機会と捉え、平和活動の充実・強化に取り組むことを先の大会で決定した。あらためて、開戦までの経過、戦時中の実態、そして終戦日以降も日本が戦争に巻き込まれていた事実に基づき、平和のあり方を考える必要がある。

これまでの活動の成果をふまえつつ、「歴史を忘れず平和を守る」ことを基本に置き、「誰もが公平で差別のない平和な社会」を追求していく。

(鈴木)

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