NTT労組新聞 東日本本部版
主張
2014年4月26日
「多数の仲間」「数の力」が大切━━仲間の肩に足を乗せるな

今年も多くの仲間がNTT労組に加入した。うれしい限りである。学歴も採用形態も異なる一人ひとりが、知恵と力を合わせ、NTT東日本グループの発展と自らの労働条件向上のために奮闘してほしい。

さて、あらためて言うまでもなく、労組の力の源泉は数。数に裏打ちされた力をもって多岐にわたる課題を克服してきた。だから、「みんな」や「多数」にこだわり、重視してきた。

けれども最近、「フリーライダー意識」が、遠慮もせずに組織の中で頭をもたげる。いわく「組合に入らなくても恩恵は受けられる」と。例えば、今春闘で勝ち取った特別手当は、組合員でなくとも支給対象となる。月例賃金の改善もしかりだ。だから、「組合費を負担してまで組合に入る必要はない」という「タダ乗り」の発想だ。

だが考えよう。労働協約は締結労組の組合員だけに適用されるのが原則。しかし、『労働組合法』17条で、「4分の3以上が適用される協約は組合員以外にも拡張適用」との例外規定があり、これが「タダ乗り」を可能にする。

結局、「タダ乗り」は多数の組合員の存在を前提に成り立つもの。仲間の肩に足を乗せ、「自分さえ得すれば」的発想は悲しい限りだ。

(大泉)

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