NTT労組新聞 東日本本部版
主張
2010年7月31日
歴史に学ぶ 組織結成60周年と参院選

今年は組織結成60周年の節目。結成当時の組合員数は約4万3000人、組織率32%。3年後には、14万5000余人で90%の組織化を達成。中央本部から分会までの体制も確立した。ある先輩は、「片道分の旅費を握りしめ、出向いた職場で組織化し、集めた組合費を旅費にして次の職場に向かった」と話す。こうした草創期から続く苦難の蓄積が、今日のNTT労組の礎を創った。

問題は、この認識を私たちがどれだけ共有してきたかである。今ある組織・運動、その成果たる協約は初めからありはしない。まして他から与えられたものでもない。仲間がともに闘った歴史の成果が今にある。その歴史、生い立ちを知ることこそ、“未来への飛躍の踏切板”になるだろう。

手元に「団結の家」の教育活動副読本がある。そこには、“全電通”から初めて参議院全国区に立候補し、25万余票を得て当選した「久保等」候補の選挙カーが載っている。結成から2年半後の選挙である。

翻って今次の参院選。組合員・退職者の会会員、ご家族の皆さんの絶大なご支援で「石橋みちひろ」君は当選を果たした。だが、その得票数は組織の現状を強く叱咤している。歴史に学び、仲間と共に組織と運動を再構築する決意だ。

(大泉)

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