


仲川 清さん
「森林は、大切な水源。森林の保全は、私たちの生活にとって重要なんです」と語るのは、「仲川清」さん。横浜第3IP受付センタに勤務する傍ら、NPO法人「神奈川育林隊」のベテラン隊員として活動している。
「神奈川育林隊」は、神奈川県小田原市・秦野市を拠点に、人工林や里山の整備・保全活動を展開し、前身の「小田原育林隊」を含めると、13年の歴史ある団体。現在のメンバーは17人で、仲川さんは、発足当時から活動に参加してきた古株だ。「無理をしない、頑張り過ぎないことが長続きの秘訣」とのこと。
平均年齢は60歳代後半だが、活動内容には目を見張るものがある。2008年の活動面積は、9.19ヘクタール、東京ドーム2個分に相当する。育林隊の活動は、土・日が中心。「私は隔週程度で活動に参加しています。自分の時間はつぶれますが、作業が終了した後の爽快感はなんとも言えません」と話してくれる。
下草刈り、枝打ち、間伐と、作業は多岐にわたる。中でも枝打ちは、地上四メートル以上での作業が多い。高所での作業は、電電公社時代の電話ケーブル敷設や建柱・抜柱作業等の経験がものをいう。「何よりも“安全”に気を配ります。事故やけがをしない・させないことが大切」と仲川さんは語る。
「うっそうとした林の下草を刈り、枝打ち、間伐と一連の作業が終わり、明るい日差しが林の中に差し込んだ時の達成感は、参加した人だけしか味わえません」と育林隊の魅力を話す仲川さん。
後継者の育成が課題の育林隊。「“緑の大切さ”を若い人や子供たちに伝えていきたいですね。若い方の参加を待っています」と笑顔で話してくれた。