

「賢者と歩めば世界がひらけ、愚者と歩めば世間を失う」。ロシアのことわざである。今の政治の実態に改めて痛感する▲福田首相の突然の辞任。総合経済対策や消費者庁の設置などの重要法案を扱う臨時国会を前にすべてを投げ出した日本のトップリーダー。激しい時代の変化の中で、日本の進路をどうするのか、政治の主導性が求められる時に、1年に2人の総理大臣が辞任し、国民に民意すら問わない今の与党に政権担当能力があるとは思えない▲自民党総裁選の真っただ中、メディアによる連日の劇場型報道が目立つが、真摯な政策論争よりも賑やかさの演出は、選挙用「顔」づくり以外の何ものでもない▲民主党には、しっかりと腰を据え「生活が第一」をスローガンとした「マニフェスト」を掲げ、正々堂々と戦うことを期待する▲解散・総選挙は、間違いなく近くなった。私たちのめざす勤労者・生活者・納税者の立場に立った政策実現のため、取り組みを強化する。(京)