

1 熱中症とは
高温多湿の環境下で体内から水分や塩分が失われたり、体温の急上昇によって起こり、①熱けいれん②熱失神(日射病)③熱疲労④熱射病……の四つに分類される。
2 応急処置
①熱けいれん、熱失神、熱疲労の場合
風通しのよい日陰で足を高くし衣服をゆるめて寝かせ、脱水状態を改善するため薄い食塩水を与える。スポーツドリンクなどが手軽。
吐き気がある時は、吐いた物がのどに詰まらないよう顔を横向きにして寝かせる。
②熱射病の場合
まず体を冷やして熱を下げる。首や脇の下、足の付け根などを氷で冷やしたり、全身に水をかける。
意識がなく、もうろうとした状態ならばすぐに救急車を呼ぶこと。
3 予防
ポイントはこまめな水分補給。運動の前・中・後や入浴の前後、就寝前、起床時などに、少量(約200ml/回)をゆっくり飲みましょう。
運動が長時間に及ぶ場合は大量に汗をかくため、塩分入りの水を補給しましょう。
(東日本本社総支部関東病院分会=首都圏健康管理センタ東京健康管理センタ・小野塚和美)