

スピード社が新型水着を発表してから、すったもんだしたあげく、日本選手もスピード社の水着を着ることができるようになった。「日本選手はオリンピックでは国内メーカーしか着用できない」という日本水泳連盟の考えがここまで問題を引っ張った▲スピード社の水着で新記録が出るのだから、スピード社の水着着用を認めざるを得なくなるのは、時間の問題であったと思うのだが…。国内メーカーもこれまでの着心地を重視した考え方を脱しきれず、水の抵抗を減らすことを最優先にし、強烈に体を締め付けるという発想の転換には至らなかった▲「従来の発想を一変させる」という言葉、言うことは簡単であるが、重要なことは、その具体化である▲今回の『議案』では、私たちを取り巻く環境の変化が激しい中、これまでの延長線にとどまることなく、次代を見据えた運動・活動スタイルを提起している。お経に終わることなく、具体化に向け取り組んでいく。(克)