

『吾亦紅(われもこう)』や『中学生ホームレス』など、母を慕う心や親子の絆の強さが人の心をつかみ話題となっている▲一方で、親が子を、子が親をと、家庭内殺傷事件や理由のない無差別殺人が珍しくなくなった▲今後の結婚や出産の動向は、生涯未婚率23.6%、2055年の合計特殊出生率は1.26%と想定されているが、国民は約9割が結婚を希望し、子供数は二人を望んでいるとの結果が出ている。この現実と国民の希望の乖離を生み出している要因を除去するために、政府は昨年12月に「子どもと家族を応援する日本」重点戦略をまとめ発表。解決に向け「仕事と生活の調和の推進」と「包括的な次世代育成支援の枠組みの構築」の二つの柱を示し、『仕事と生活の調和憲章』や行動指針を策定している▲社会の二極化等が不安や不満を生み、さまざまな事件が起きている。安心できる環境で、次代を担う子供に希望の持てる将来を残したい。(子)