

今年は、例年に比べて早くインフルエンザが流行し、すでに「警報レベル」になり、学級閉鎖が相次いでいます。普通の風邪はのどの痛み、鼻汁、咳やくしゃみが主で、全身症状はあまり見られず高い熱は出ませんが、インフルエンザは38~39℃以上の高熱、関節痛、筋肉痛、頭痛といった全身症状が強いのが特徴。
予防としてはまずワクチン注射。効果は一般的に接種後2週間~5ヵ月間位です。まだ接種していない方は「もう遅い」とあきらめず、本格的な流行シーズン前に接種しましょう(不適応が心配な方は医療機関などにご相談ください)。
人ごみを避ける、マスク・加湿器などで空気乾燥を避ける、体力・抵抗力を高めるなども予防法の一つですが、特に、帰宅後のうがいや手洗いは重要です。
インフルエンザは解熱後も咳やくしゃみ、会話の時にウイルスを排出し続けますので、発症後3~7日間位は出掛ける際にマスクをするなどの配慮が必要。発熱時(できれば解熱後2日間位)は、周りへ伝染する可能性があるので勤務は避けた方が良いです。やむを得ない場合はマスクをしっかりしましょう(鼻からあごまですっぽり覆う)。
(北海道総支部札幌病院分会=NTT東日本札幌病院感染管理推進室・西朝江)